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昨日は大阪河内長野市で在宅漢方に取り組まれている、山口診療所山口竜司院長にお越しいただき、在宅漢方とフレイルのテーマで講演いただきました。
㈱ツムラ和歌山営業所さんとの共催で、山口先生の勉強会は今回が３回目になります。
西洋薬と漢方薬との効能や特性をうまく利用し、相対する関係ではなく西洋薬を補完する役割で漢方を利用することで、患者のQOL向上につながる。
その視点で宅医療に漢方を取り入れています。

今回は最近話題になっているフレイルに対する漢方処方について、そもそものフレイルとは何かから始まり、漢方の考え方、処方のポイント、具体的な事例紹介、最後に実際かかる費用について紹介いただきました。
フレイルに対しては身体的な側面だけにアプローチすればいいのではなく、精神面や社会的側面への関わりといった、多面的な関わりが必要です。
ADLやQOL向上への漢方の有効な使い方、勉強になりました。

漢方の勉強の後は薬膳を食べながらの交流会。
しっかり交流もでき新たなつながりになく立ちました。

講演いただいた山口先生、寒い中参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。